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◉震災発レポート
地震による液状化現象
浦安の被害状況・湾岸、明海地区
—震災からおよそ4ヶ月
千葉県浦安市 ◉ 2011年7月9日
東日本大震災
text by kin
2011.8.26 up
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東京湾岸の様子(日の出8丁目)
浦安の東京湾岸沿いは、護岸部分が舗装され広い面積が確保されている。そこでは、ランニングをする人や釣りを愉しむ人も見られる。その堤防の巨大なコンクリート壁も、継ぎ目ではズレが確認できる。路面は噴砂によって出現した砂が積もったままになっていた。
護岸のアスファルト地盤は「側方流動」を引き起こして水平に移動しており、押し出された数mほどの先端部分は、海側のテトラポットの上に流れ込んでいた。断面を見てみると、アスファルトの下には噴砂による泥が積もり、広大な路面全体が浮き上がっていることがわかる。
ホームセンターのケーヨーD2周辺(明海4丁目)
セブン-イレブン周辺(明海4、5丁目)
液状化現象により全壊判定となったセブン-イレブン浦安明海5丁目店は、6月末に解体撤去されていた。
▼7月(左)と6月(右)の比較