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東日本大震災福島原発事故 暫定値
- ここに掲載しているほとんどの情報は、確定値ではなく調査時点の情報です。それぞれ日々更新されているため、最新の正確なデータは、各出典元の機関やリンク先で確認下さい。
- 原発・自動停止号機数
- 原子力災害特措法第15条通報
- 使用済燃料プール水温度上昇
- 警戒区域
- 計画的避難区域
- 緊急時避難準備区域
- 特定避難勧奨地点
出典元
[73]平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について,緊急災害対策本部(政府),2011年8月23日
[16]平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置,警察庁緊急災害警備本部,2011年8月28日
[23]平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)(第137報),総務省消防庁災害対策本部,2011年8月25日
[35]平成23年(2011年)東日本大震災の被害状況及び対応について(第97報),厚生労働省,2011年9月2日
[42]地震被害情報(第122報)(5月1日15時00分現在)及び現地モニタリング情報,経済産業省,2011年5月1日
[65]「計画的避難区域」と「緊急時避難準備区域」 の設定について首相官邸,2011年4月22日
[84]事故発生後1年間の積算線量が20mSvを超えると推定される特定の地点への対応について(「特定避難勧奨地点」),原子力安全・保安院 原子力安全広報課,2011年6月16日
[85]警戒区域の設定について,福島県災害対策本部,2011年4月21日
解説
参考・調査データ
被災地の被災前データ
- 東北地方太平洋沖地震・東日本大震災関連の標高・等高線・人口等の地図・GISデータ - 埼玉大学教育学部人文地理学 谷謙二研究室:津波・原発被災地域の人口(2005年)津波・原発被災地域の2005年人口地図と人口数推計
- 東日本大震災関連の資料 - アトラクターズ・ラボ:東北3県の太平洋沿岸市町村の「人口・世帯数集計、年齢構成」、「停電戸数と一般世帯数に対する比率」、太平洋沿岸「1km圏内の人口・世帯数集、1・3・5km圏内の人口・世帯数比較、1Km圏内の大型商業施設」、「東京電力福島第1原発の20km・第2原発の10km圏内市町村の総人口と世帯数集計」、「資料7: 津波による被害推計の算出結果(3/15発表)、資料8: 岩手・宮城・福島3県の太平洋沿岸」、福島第一原子力発電所「各距離圏別居住者分析、各距離圏別町丁字の明細」
東京電力 福島第一原子力発電所事故
- 福島第一原発内部映像 No4 青山繁晴氏撮影(5月12日) - 産経新聞チャンネル
地震発生時の被災地の原発稼働状況
自動停止号機:東京電力(株)福島第一原子力発電所(福島県双葉郡大熊町及び双葉町)1号機 〜3号機、東京電力(株)福島第二原子力発電所(福島県双葉郡楢葉町及び富岡町)1号機 〜4号機、東北電力(株)女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町、石巻市)1号機 〜3号機
(福島第一原子力発電所4号機 〜6号機は定期点検中で停止中)
原子力災害対策特別措置法第15条通報日時
(非常用炉心冷却装置注水不能)- 福島第一原発1号機 : 3月11日 16:36
- 福島第一原発2号機 : 3月11日 16:36
- 福島第一原発3号機 : 3月13日 05:10
福島原発事故の概要
福島県双葉郡大熊町及び双葉町にある東京電力(株)福島第一原子力発電所は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震とその津波により大きく損傷し、大規模な放射能漏れ事故を起こした。
1〜3号機の原子炉と4号機の使用済み核燃料の冷却機能の全てを喪失した後、原子炉内でメルトダウンが発生、水素爆発で原子炉建屋が崩壊と次々に事態は変容。ついには放射性物質が大気中と海洋に大量に拡散するという最悪の結果に到った。
原発事故による直接の人的被害はなかったが、構内での津波により福島原発の作業員が亡くなった。またその後の収束作業時においても労災で作業員が亡くなっている。周辺住民は着の身着のままでの避難を余儀なくされ、長期に及ぶ避難・移住生活を送っている。
【詳細:東日本大震災 県外避難者】
これらの事故の経緯や事故収束に向けた最新の進捗状況や検証は、経済産業省や東京電力による公式のリリースを参照のこと。
原発事故と放射性物質の拡散、汚染、除染などの概要については、国立国会図書館調査及び立法考査局が作成したレポート『調査と情報-Issue Brief-』が参考になる[n3]。
原発事故について、さらに専門的な検証や報告が必要な場合は、国内外の国や民間の各組織により作成されている事故調査検証委員会の調査・検証や報告を参照のこと。
関連リンク・現況
- 原子力発電所事故収束に向けた道筋 - 経済産業省:進捗状況、収束・検証に関する当面の取組のロードマップ、記者会見等での配付資料
- 原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書について/原子力災害対策本部 - 首相官邸:平成23年6月
- [2011/06/07]原子力安全に関するIAEA閣僚会議に対する日本国政府の報告書について - 経済産業省:PDF
- 東京電力株式会社福島第一原子力発電所について-原子力発電所事故の状況について- - 経済産業省:PDF
- Fukushima Nuclear Accident - 国際原子力機関 International Atomic Energy Agency(IAEA)
- IAEA update on Japan Earthquake - 国際原子力機関 International Atomic Energy Agency(IAEA)
- 福島第一原子力発電所の状況 - 一般社団法人 日本原子力産業協会:福島第一原子力発電所の原子炉の状況、および事故収束に向けた動きに関して対策項目ごとの目標・現状・至近の課題をまとめ、情報掲載
- 原子力発電所 特集 - RBBTODAY:福島第一原子力発電所の状況
関連リンク・現況[n3]
- 福島第一原発事故とその影響(2011年6月28日発行 718号) - 国立国会図書館 調査及び立法考査局:『調査と情報-Issue Brief-』
- 放射性物質の除染と汚染廃棄物処理の課題―福島第一原発事故とその影響・対策―(2012年3月29日発行 743号) - 国立国会図書館 調査及び立法考査局:『調査と情報-Issue Brief-』
関連リンク・政府機関
- 東電福島原発・放射能関連情報 - 首相官邸:「東日本大震災への対応」モニタリングデータ、各号機の現状、収束に向けた道筋、避難区域・立ち入り制限等、食の安全・出荷や摂取制限
- 経済産業省
- 原子力安全・保安院
- 内閣府原子力委員会
関連リンク・国際機関
- 国際原子力機関 International Atomic Energy Agency (IAEA)
- World Nuclear Association - 世界原子力協会(WNA):Tohoku-Chihou-Taiheiyo-Oki Earthquake and Nuclear Power
- The nuclear situation due to the earthquake and tsunami in Japan - UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)
- Actions in Response to the Japan Nuclear Accident - アメリカ原子力規制委員会(NRC:The Nuclear Regulatory Commission)
- Actions in Response to the Japan Nuclear Accident – Related Activities and Documents - アメリカ原子力規制委員会(NRC:The Nuclear Regulatory Commission)
関連リンク・独立行政法人
- 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 原子力基礎工学研究部門
- 独立行政法人 放射線医学総合研究所:原発事故関連
関連リンク・民間
- 一般社団法人 日本原子力産業協会
- Japan's Nuclear Crisis - The Carnegie Endowment for International Peace(カーネギー国際平和財団、アメリカ)
- 日本原子力学会
関連リンク・原子力発電所
- 福島第一原子力発電所について-原子力発電所の現在の状況について-:経済産業省
- 東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況:東京電力
- 福島第一原子力発電所プレスリリース:東京電力
- 福島第二原子力発電所プレスリリース:東京電力
- 女川原子力発電所インフォメーション:東北電力
関連リンク・原子力被災者への支援
- 福島第一原子力発電所について-原子力被災者への支援について-:経済産業省
関連リンク・放射能水準調査
- NAVER全国放射線量マップ - NAVER:文科省発表情報に基づくマップ
- 東京電力による福島原発の最新情報について - Yahoo! Japan:文部科学省のミラー
- (社)サイエンス・メディア・センター:専門家のコメントをまとめ、メディア向けに情報提供する。全国の公的機関における放射線モニタリング情報リンクなど
- 政府関係からの重要なお知らせ - WIDE プロジェクト:放射線測定
- 福島第一・第二原子力発電所モニタリングによる計測状況:東京電力
関連記事・特集
- 福島原発事故:特集・連載 - .東京新聞
- 福島原発 - .讀賣新聞
- 東日本大震災 原発関連 - .朝日新聞
- トピック:放射能漏れ(産經新聞)
関連リンク・原発事故解説 (2011年3月時点)
- 福島原発の放射能を理解する カリフォルニア大学のモンリオール(B. Monreal)氏による講演のスライド - ツイッター物理クラスタ有志
- arc の日記 : digitalmuseum:MIT原子力理工学部による福島第一原発事故解説の翻訳
- [2011/3/18][緊急寄稿・東北関東大震災] 福島第一 燃料棒、密封性は確保/石川迪夫(日本原子力技術協会最高顧問) - 電気新聞
- Earthquake and nuclear crisis in Japan - IRSN:フランス放射線防護原子力安全研究所の見解。日本語
- 『福島第一原発事故とその影響』(2011年6月28日発行 718号) - 国立国会図書館 調査及び立法考査局:『調査と情報-ISSUE BRIEF-』
- 福島原発問題について(科学者の眼)——科学者による原発事故の解説:JSA Wiki - 日本科学者会議
関連リンク・原発事故復旧支援
- 福島原発暴発阻止プロジェクト
関連リンク・原発事故解説(反原発派)
- 京都大学原子炉実験所 原子力安全研究グループ:原子力利用のリスク研究と情報提供。今中哲二,海老澤徹,川野真治,小出裕章,小林圭二各氏
- 原子力資料情報室:脱原発の情報を提供するNPO
- 特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所
関連リンク・反原発運動
- さようなら原発1000万人アクション
- 脱原発系イベントカレンダー
関連リンク・"反原発"批評
- 反原発派を「スペック」というキーワードで批判してみた。 - togetter
東京電力福島原発・事故調査検証委員会
東京電力株式会社の福島第一原子力発電所事故について、国や民間の各機関・組織により事故と被害の原因究明の調査・検証を行う委員会や調査団、プロジェクトが組織・設置されており、報告書やレポートが作成されている。
政府による調査委員会
東電福島原発事故調査・検証委員会(通称:政府事故調)
(委員長:畑村洋太郎 東京大学名誉教授・工学院大学教授)
閣議により内閣官房に設置された、政府による検証委員会。被害の拡大と再発防止のために政策提言を行うことを目的とする。事故原因の解明が主で、個人への責任追及は行わない。2011年12月26日に「中間報告」を提出。2012年7月23日、『最終報告』を野田内閣総理大臣に提出した。
- 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
- 東電福島原発事故調査・検証委員会『中間報告』 - 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会:2011年12月26日発表
- 東電福島原発事故調査・検証委員会『最終報告』:本文編(概要版含む)資料編 - 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会:2012年7月23日発表
- 東電福島原発事故調査・検証委員会『最終報告』:章別 - 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会:2012年7月23日発表
国会による調査委員会
国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(通称:国会事故調)
(委員長:黒川清 東京大学名誉教授、元日本学術会議会長)
国会による検証委員会。東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法(2011年10月7日に制定)に基づき、国会に設置された。委員会は民間の有識者で組織されたもので、上部機関として設置された衆参議員による両院合同特別協議会において人選された。関係者を参考人招致でき、協議会は国政調査権を行使して証人喚問も行えるため、個人への責任も追及できる。2012年7月5日、『最終報告』を衆議院・参議院議長に提出した。
- 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会
- 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会法 - e-gov
- 国会事故調チャンネル - USTREAM
- 国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会) - Facebook
- 国会事故調 報告書 - 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会:2012年7月5日発表
- 国会事故調 報告書(報告書本編・要約版・ダイジェスト版・参考資料含) - 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会:2012年7月5日発表。ミラー
民間による調査委員会
FUKUSHIMAプロジェクト委員会
(代表発起人 水野博之 大阪電気通信大学副理事長,広島県産業科学技術研究所所長)
民間による調査レポート・プロジェクト。調査主体が主導者・資金提供者の意向や市場原理から免れるべく、活動資金の一部とレポート発行の費用全部を一般の賛同者から寄付金を募りプロジェクトの活動をまかなった。委員は無給で活動を進め、完全に第三者の立場から冷静に事故を調査し、教訓を一つの提言として広く提示する。2012年1月、レポートは書籍として発行された。
- FUKUSHIMAプロジェクト委員会
- 国際シンポジウム「FUKUSHIMAレポート〜原発事故の本質〜」(2012年1月25日開催)講演ビデオ - FUKUSHIMAプロジェクト委員会
福島原発事故独立検証委員会(通称:民間事故調)
(委員長・北澤宏一 前科学技術振興機構理事長)
政府や電力会社及び検証委員会支援の寄付者からも独立した民間による検証委員会。政府や国会・東電だけでなく、それらの事故検証委員会とは相補的に独立して多面的な独自調査を行うことを目指し組織された。民間出身で原子力事業推進側に直接の利害を持たない構成員によって組織されている。2012年2月28日、独自に検証を行った報告書を発表した。
- 福島原発事故独立検証委員会 - 財団法人 日本再建イニシアティブ
- 福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)記者発表(2012年2月28日)
国際機関による調査
東日本大震災および津波による福島第一原子力発電所の事故に関するIAEA国際専門家調査団(略称・IAEA調査団)
(チーム・リーダー・WEIGHTMAN, Michael)
国際原子力機関(IAEA:International Atomic Energy Agency)による専門家調査団。事故の教訓を特定し国際社会と共有、それらをグローバルな原子力安全組織構造に取り込むための報告を行うために組織された。専門家調査団は2011年5月24日〜6月2日にかけて来日し、東京、福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所および東海第二原子力発電所で現状調査団による調査を行った。調査結果は2011年6月20日〜24日にIAEA 本部(オーストリア・ウィーン)で開催されたIAEAの原子力安全に関する閣僚会議で報告された。
東京電力による調査委員会
福島原子力事故調査委員会
(委員長:山崎雅男 東京電力株式会社代表取締役副社長)
原子力発電所事故の当事者である東京電力による社内事故調査・検証委員会。同時に同委員会で取りまとめた調査結果についての諮問機関として、社外有識者で構成する「原子力安全・品質保証会議 事故調査検証委員会」(委員長:矢川元基 東京大学名誉教授)を設置する。原発運転員ら250人以上の聞き取りを行った。2011年12月2日、中間報告書をリリース。2012年6月20日、『福島原子力事故調査報告書』を発表した。
- 福島原子力事故調査 中間報告書の公表について - 東京電力株式会社:2012年12月2日発表
- 福島原子力事故調査報告書の公表について『福島原子力事故調査報告書』 - 東京電力株式会社:2012年6月20日発表
NGOによる調査
『福島第一原発事故の教訓――原子力行政の制度的欠陥』(Lessons from Fukushima)
(グリーンピース・インターナショナル)
オランダに本部がある国際環境NGOグリーンピースによる調査レポート。デビッド・ボワレー(フランス・放射線研究所アクロ、原子物理学者)、デビッド・マクニール(『クロニクル・オブ・ハイヤー・エデュケーション』誌日本特派員、博士)、アーニー・ガンダーセン(フェアウィンズ・アソシエイツ、原子力エンジニア)による執筆。2012年2月28日に発表された。
- 福島第一原発事故の教訓(要約版) - グリーンピース:2012年2月28日発表
- 2012/2/28『福島第一原発事故の教訓』報告書を発表――原発再稼働よりも、東電福島第一原発事故の教訓をいかすことを強調 - グリーンピース:2012年2月28日発表
学術機関による報告
Technical Lessons Learned from the Fukushima-Daichii Accident and Possible Corrective Actions for the Nuclear Industry:An Initial Evaluation
マサチューセッツ工科大学 (MIT) 原子力理工学部(NSE:Nuclear Science and Engineering at MIT)による報告(英語)。2011年7月26日発表。
議事内容の記録
原子力災害対策本部等の議事内容
福島原発事故発生の後、原子力災害対策本部及び政府・東京電力統合対策室(旧:福島原子力発電所事故対策 統合本部設置)が設置されたが、これらの会議の議事録が作成されていなかったことが判明する。それを受け2012年1月24日、経済産業大臣は原子力安全・保安院長に対し、公文書管理法に基づき文書の整備・公開を行うように指示を出した。関係者による議事メモ、大臣用発言要領、出席者への確認により議事概要案を整備。2012年3月、公表された。
- 原子力災害対策本部等の議事内容の記録の整備 - 経済産業省 原子力安全・保安院 企画調整課:平成24年3月9日
- 原子力災害対策本部 - 原子力災害対策本部:議事概要、配布資料
- 政府・東京電力統合対策室(旧:福島原子力発電所事故対策統合本部) - 経済産業省 原子力安全・保安院
2012 FOIAs Related to Japan's Emergency
事故発生直後、アメリカ原子力規制委員会(NRC:The Nuclear Regulatory Commission)のメリーランド州ロックビルのNRC緊急時対応センターと日本駐在員が交わした通話、議事録、Eメールなどの連絡記録。米『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙やAP通信などの複数機関がアメリカの情報公開法FOIAに基づき開示請求をしたもの。NRCの報告により、米政府は在日米人に対し福島原発の50マイル(約80キロ)以内に避難勧告を出した事などのやりとりが残された、10日間3000ページにものぼる記録。2012年2月、公表された。
- 2012 FOIAs Related to Japan's Emergency - アメリカ原子力規制委員会(NRC:The Nuclear Regulatory Commission)
- アメリカ原子力規制委員会の議事録が公開されてわかったこと - NAVERまとめ
その他の機関による報告
“FUKUSHIMA DAIICHI: ANS Committee Report”
アメリカ原子力学会(ANS:American Nuclear Society)の東京電力福島第一原子力発電所事故に関する特別委員会による報告書(英語)。約1年にわたる独自の情報収集、分析評価を取りまとめたレポート、課題と提言。2012年3月8日に配信された。
"Special Report on the Nuclear Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station"
アメリカの非営利法人、原子力発電運転協会(INPO:The Institute of Nuclear Power Operations)による調査レポート(英語)。アメリカの原子力の専門家によりまとめられ、原子力産業幹部、原子力規制委員会(NRC)と議会のメンバーに報告された。2011年11月11日に配信された。
- Special Report on the Nuclear Accident at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station - Nuclear Energy Institute(NEI):By The Institute of Nuclear Power Operations(INPO)
"Can nuclear power survive Fukushima?"
スイスの金融機関UBSが、投資家の立場から原発事故を分析したレポート(英語)。2011年4月に配信された。
- Can nuclear power survive Fukushima? - scribd.com:By UBS Investment Research
Fukushima, one year later
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN:Institute de Radioprotection et de Sûreté Nucléaire)がリリースしたニュースマガジンの報告書。2012年3月9日に配信された。
- Fukushima, one year later - IRSN
“Lessons Fukushima 11032011”
スイス連邦 原子力安全検査局(ENSI:Eidgenössisches Nuklearsicherheitsinspektorat/(E) Swiss Federal Nuclear Safety Inspectorate)の東京電力福島第一原子力発電所事故に関する報告書『フクシマの教訓』(ドイツ語)。福島の事故を受け20年後の脱原発を決定したスイス政府が、停止までの期間を運転する上での福島の教訓をまとめたもの。2011年10月29日に公表された。
- Lessons Fukushima 11032011 - ENSI
- [2012/05/16]スイスが学んだ39の福島の教訓/吉田文和 - WEBRONZA
- 東電福島原発事故の「想定された問題点」をスイスUBSが分析レポート(FGW) - Finance GreenWatc
"후쿠시마 그 후 1년"
韓国原子力安全技術院(KINS)がリリースした報告書『福島その後1年』(韓国語)。放射線規制専門家を中心にしたタスクフォースチーム(チーム長:放射線安全規制PM イ·ジェソン)による福島レポート。2012年3月8日に配信された。
- 韓国原子力安全技術院(KINS)
- 후쿠시마 사고 방사선평가 보고서 “후쿠시마 그 후 1년”발간 - 韓国原子力安全技術院(KINS)
事故調の設置予定組織
2012年3月19日、日本原子力学会(田中知会長)は福井大学で開催された日本原子力学会において、独自の事故調査報告書を6月末にも作成することを決定したという。毎日新聞によると「参加者から『学会として科学的な事故分析をまとめていないのは志が低すぎる』と批判が出たため」だという[n1]。
福島原発事故について学会内の原子力安全調査専門委員会が検証作業を進め、7月をめどに報告書を発表する予定。また福島第1原発事故と原子力災害に関する調査委員会(仮称)を設立し、技術的な調査・分析の報告書を来年末までにまとめる[n4]。
米国科学アカデミー(NAS:National Academy of Sciences)は、米国議会の要請により独自の事故調査委員会(委員長:ケビン・クローリー 米国科学アカデミー原子力放射線研究委員会責任者)を設置したという。日本の各事故調報告や研究者とも協力しながら、2年間をかけて調査を行っていくという[n2]。
関連リンク・調査検証
- 福島第一原子力発電所事故の検証すべき問題点/戒能 一成 - 独立行政法人経済産業研究所(RIETI)
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- [2012/02/28]民間事故調:原発安全神話を指弾 検査形骸化と縦割り弊害 - 毎日新聞
- [2012/03/06]原発事故防げたと米専門家 津波リスクを過小評価 - 共同通信
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- [2012/04/22]浪江町長が真相究明求める 国会事故調が会合 - 福島民報
- [2012/07/08]NEWS WATCHER 福島第一原発事故から教訓学び取れ - 朝日中学生ウイークリー
- [2012/07/09]「日本文化」を原発事故の言い訳にするな-社説 - Bloomberg